Wilhering (1)
今週の日曜日はドナウ川を20kmぐらい遡ったヴェルフェリングという街にサイクリングに出かけました。アパートでじっとしていても、ひきこもり状態になってしまいますので(笑)。いつものように地図を掲載します。ドナウ川沿いの道は単調であることが予想されますので、わざと山の中に突入して、ダートランを楽しみたいと思います。
リンツの街を超えると、いきなりこのようなカントリーサイドになるのが良いですね。ここって、リンツの中央から直線にして6kmぐらいしか離れていませんよ。ちょっと見にくいですが、山の上に、リンツの象徴的建物であるPoestlingbergが見えます。畑には枝豆の仲間でしょうか?青々と育っています。
森へ突入する前の景色です。だんだん標高が上がってきていることがわかりますか?
5月には青々としていた麦畑もだんだん色づき始めています。写真ではわからないでしょうが、既に登りにかかっているので、ハアハア、ゼイゼイです。
林道! ここのダートは非常に整備されていて走りやすいです。枝道もたくさんありますが、メインのルートがしっかりしていて、看板も多いために迷わなくて済みます。ただ、前日、雨が降ったせいか、休憩して止まると藪蚊に刺されました。もうそんな季節なんですね。虫よけを買わなければ...
約8kmの長い林道を走破すると、その終着点にStift Wilhering修道院があります。前から修道院と教会の違いがよくわからないのですが、修道院には必ず教会があるし、居住や勉強するような会議室も多くあります。ですので、キリスト教をよりどころにした学び屋が修道院だと理解しています。
この教会、入ってびっくりです。ロマネスク様式の入り口やゴシック様式での教会内部と、非常に豪華でかつ重厚な作り方です。ヨーロッパの地方の教会はこのように結構すごいことが多いですね。
特にここの教会は側面と天井のフラスコ画が見事です。いろんな宮殿で見てきたものと引けを取りません。今までお金を払ってみた宮殿はなんだったんでしょうか? でも、観光客がこんな田舎に来るのはお金よりも大変かもしれませんね。
午後からミサが開かれるのでしょうか。修道士の方々が準備をしたり、オルガン奏者が練習をしていました。せっかくなので、30秒ぐらいの動画を掲載してみたいと思います。音もありますので、お楽しみください。
ちょっと長くなりましたので、part(2)へ続く!