Budapest (7) Szent István Bazilika(聖イシュトヴァーン大聖堂)
おはようございます。プタペスト、2日目の朝です。昨夜は歩き疲れて早く寝ましたので、7時には起きています。今日は朝ごはん前に聖イシュトヴァーン大聖堂へ行きました。教会は日曜日にミサが開かれますので、始まる前でないと自由に見ることができません。ミサは8時30分からなので、その前に見学です。路面電車でサクサクと到着しました。
ドーン♪ 大きな教会ですね。立派です。離れないと画面に収まりません(笑)。ミサに入りきれないのか?イベントやるのか?朝早くから人の出入りが激しかったです。
正面には立派な彫刻が施されています。なんかいろんな人がいますね。ブログでは解像度を落として掲載していますので見えにくいかもしれません。よく見たい人はぜひ、ご自分で見にきてください(笑)
内装も立派です。マーチャーシュ教会と同じ文様飾りで、トルコやイスラムなどが近いことを感じさせますが、質素ながらマーチャーシュ教会より尊厳な雰囲気がありますね。
ここら辺の教会の特徴でしょうか、参拝者が座る席の上にも大きなドームがあります。そして精密でとてもきれいな装飾が施されています。
既にミサの準備がなされており、前のほうに行くことができません。ズーム限界で中央にある銅像を撮影しました。あれ?キリストではないぞ?マリア様でもない...後で調べたら、イシュトヴァーン1世だそうです。実在した人物を中央に祭っているというのも珍しい。
この教会のもうひとつのすごさはステンドグラスの精密さかもしれません。通常、模様や幾何学的な組み合わせが多いのですが、ここはしっかりと人物像を作っています。こちらがマリア様でしょうか?周りの花飾りなどもとても精密です。
本当は中央祭壇の裏にあるイシュトヴァーン1世の右手のミイラが見たかったのですが、すでに立ち入り禁止でした。脇のほうにあるもう一つの展示物は何とか見れました(こそこそっと入りました(笑))。「ブラックマリア像」だそうです。作られた意図はわかりませんが、初めて見ましたね、黒人さん系のマリア様。いろいろ人種の流動が激しいヨーロッパならではの作品なのかもしれません。
1時間ぐらいの見学でしたが、大変興味深く、且つ美しい大聖堂でした。こちらは裏手からの写真です。表はヨーロッパの教会に見え、裏はイスラム系の教会のように見えるというのもすごいことですね。最も高い塔の高さは96mもあるそうです。