ラベル Steyr の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Steyr の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年6月8日土曜日

STEYR (1)

5月の終わりから、雨ばかりの日が続いています。一昨日もオーストリアは休暇でしたが雨でどこも行けませんでした。天気予報とにらめっこしていたら、土曜日の午前中だけ晴れ間が覗くらしい、ということで、中世の面影が残るSTEYRという街に行くことにしました。朝、7時に起きてお弁当とジュースを用意します。行程は以下の通りです。


まずは平坦なドナウ川沿いのサイクリングロードを15km走りました。これが結構苦痛でした。景色がほとんど変わらない。ようやくドナウ川から内陸に渡る水力発電所に到着しました。昨日までの雨がものすごい水量となって流れています。ドナウ川は意外と高低差があるようで、このような発電所を結構見かけます。自転車と歩行者だけ通過できるように、門が開かれています。

ドナウ川から離れると、風景はいきなり北海道になります。広がる畑や牧場の合間を抜けていく農道を選んで走っていますが、ときどき車が来るので気は抜けません。だってこちらの人は農道でも100km/hぐらいで走りますから。でも、晴れ間が見えてきたりして、結構いい気分ですね。自転車旅にはまっています(^0^)。畑には大麦が青い穂を実らせています。

約38km走ってきて、ようやくSTEYRの街の入り口にたどり着きました。STEYRはものづくりが盛んで、武器の工場などもあり、昔から町全体が要塞になっているようです。有名なSTEYR銃は各国で採用されている銃器だそうです。今も残る城壁を抜けて、旧市街へ入っていきます。このあとは石畳の急な坂のはじまりはじまり...

街の中心街まで下りてきました!2つの川が合流している中洲のようなところに古い建物がひしめきあって建てられているのが非常に興味深いです。前日の雨で川は濁っていますが、日頃はきっときれいな流れなんでしょうね。建物もリンツとはちょっと違って、なんかかっこいいです。千年の歴史を持つ街の形式がまだそのまま保存されているようです。

その2, その3と続くのでお楽しみに(^0^)

STEYR (2)

STEYRの街の構造が地図ではわかりにくいので、断面図と鳥瞰図を書いてみました。旧市街はまさに2つの川にはさまれた河岸段丘にあり、新しい住宅街や駅は川向うにあります。旧市街でもお城と教会は一段高い所に建設され、旧市街に住む人たちはトンネルのような階段を行き来して御祈りに行ったりしているようです。


さっそく、ランベルグ城へ行ってみました。My自転車を手前に止めてあることがわかりますね。人込みは避けるべきで、ここからは歩いて探索します。お城の入り口はこれまた素敵な絵が書いてあります。オーストリアの国旗と騎士のようですが、何を示しているのか、私にはわかりません...ごめんなさい。

ランベルグ城は現在、図書館や市の施設になっているようでだれでも無料で入れます。いろんな石像が飾ってありますが、私が気に入ったのはこれ。なんか背景とマッチしているでしょう!建物はハプスブルグ家の王宮のような雰囲気を持っていますが、どことなく質素な感じがいいですね。

中には結婚式場や教会もあるようで、土曜日のこの日はたくさんの結婚式が行われていました。野外で演奏などしていて、しばらく遠巻きに見学していました(笑)。

ランベルグ城を後に旧市街の丘の上の道を進み、Stadtpfarre教会を目指します。ひっそりとした路地裏に突然見えてくる教会はどこの街でも感動的ですね。特にこの街は路地裏がきれいで、ゴミ一つ落ちていないところがすごい(人も全くいないけどね...)。

Stadtpfarre教会です。今まで多くの教会を見てきましたが、かなり古い建物ですね。それと塔が六角形なのも初めてみました。なんかかっこいい!内部は修復中だそうで入ることはできません。残念です。周囲を見学していたらおじいさんが「どうだすごいだろう!」と話しかけてきました...多分そう言っているのだと思います...きっと...だってドイツ語でしゃべられたら雰囲気で判断するしかないじゃないですか...

扉もフラスコ画のような感じて描かれていていいですね。この教会は周りに彫り物のレリーフがたくさんあって、いろいろ楽しめました。ドクロから天使まで。中へ入れないのがとっても残念。

後ろ髪をひかれつつも、旧市街へ...STEYR(3)に続く

STEYR (3)

STEYRの旧市街へ下りてきました。なんだ沢山の人がいるんじゃないか(笑)。石畳と古い家屋、しかしながらきれいに飾りつけされた窓やショーウィンドウ。ヨーロッパの街並みはどこへいっても素敵ですよね。


これが旧市街の下と上を結ぶ路地です。みなさん、こんなところを通り抜けて、町と教会の往復をしています。ちょっと雰囲気良いでしょう!夜はちょっと歩きたくないけど(笑)。

中央広場へ出てきました。ドイツやオーストリアではHauptplatz(ハウプト・プラッツ)と言い、どこの街も中心街です。多くの人が行き交い、露店なども出ているもっとも賑やかな広場です。まだ露天商の人たちが車で荷物を運んできている時間ですね。

銅像はだれだかわかりませんが、後ろの建物に注目してください。面白い形をしているでしょう。これがゴシック時代の建築物だそうです。こんな古い家を改造しながらみなさん商売をしています。おいしそうなパン屋さんがあったので思わず寄り道。焼きたてのパンはとっても美味しいです。

パンをホウバリながら(御行儀が悪くてごめんなさい)、商店街を歩いていきます。古い町並みなのに中に入っている商店は現代風のものをたくさん売っています。写真は時計屋さんですね。雰囲気出ています。

街を抜けると、自転車を置いたところに戻ってきて、正面にはMichaeler教会が見えてきます。こちらは現役の教会でたくさんの人が出入りしていますので、私もちょっとお邪魔してみます。

ちょうどミサの最中でした。御休みの日なのに多くの人が牧師様のお話を聞いています。しばらくすると教会音楽が流れてきたので、おお!生演奏か?ときょろきょろ見ましたが、どうも放送のようでした。でもこのような教会で聞く音楽はまた一興で、10分ぐらい聞き惚れていました。本当はミサの最中に撮影などいけないのですが、みなさんに雰囲気を伝えるために1枚だけパチリ。

行く前までは自転車で出かけるのが目的でしたが、予想外に素敵な街で、また来たくなりました。音楽祭などもやっているようで、スケジュールを調べてきてみたいと思います...

で、終わるはずだったのですが、次の日、オーストリア南部を襲った集中豪雨で、この街も被害にあったようです。写真は報道されたものですが、きれいな町並みが濁流に襲われています。皆さんの無事をお祈りして、今回のブログを締めくくりたいと思います。

  © This Blogger template is provided by Ourblogtemplates.com 2008

Back to TOP