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2013年9月8日日曜日

Cesky Krumlov (1)

オーストリアに来て、自転車での旅が新たな趣味となりました。列車に気軽に乗せられますものね。で、帰国前の最後の自転車旅に良い場所はないか...と探していたところ、ありました! チェスキー・クルムロフというところです。
まずは地図で位置関係を。国はチェコ共和国なのですが、意外とリンツから近い。


ちょうどオーストリアとチェコの国境付近で、とてもきれいな中世の街がそのまま残っている世界遺産だということです。これは!と思い、サイクリングを含めた行程を作りました。以下のとおりです。まず列車に乗ってリブニックという国境の街で降り、そこから川沿いにクルムロフまでサイクリング。そしてクルムロフ観光後、再び15kmほど離れたヴェレシーンという街から電車に乗って帰るようにしました。

ただ、列車は非常に便が少ないです。2時間に1本ぐらい。ということで、朝6時起きで、7時20分発の電車で出かけます。人間、遊びのときは自然に起きられるのが不思議ですね(笑)。

列車に揺られて1時間30分、無事、国境を越えてリブニックへ着きました。今日の愛車はオリバー先生からの借りものです。実は...夏休み中、留守にした間に自転車を盗まれてしまいました(涙)

みごとにワイヤーをカットされて...確かに100円均一で買ったものですが、ちと細かったのか...とっても悲しいです。盗まれたこともですが、オーストリアってすごく治安も良いし。周りの人たちがとっても優しいだけに、すごく複雑です。しかし、最近はオーストリアもいろんな人が交じっていますので、自転車を部屋の中に入れておくべきでしたね。やはり悪い人は世界どこでもいるんだ。ううう...

気を取り直して、旅行記に戻ります。このリブニック駅で多くの人が降りましたが、みなさん、違う列車に乗り換えています。実はこの奥に国立公園があり、みなさんそこへ行くようです。ここからクルムロフまでサイクリングするような人は私ぐらいみたいです。

しか~し、チェコの列車は歴史を感じられますね(^0^)。この感覚、ブタペストと同じです。共に、30年ほど前までは社会主義の国でしたからですかね?

さて、私はサイクリングを開始しました。良く考えると、まったくの異国で、頼れる人もなしにふらふらと出歩けるものです。まあ、これも学生時代の旅の経験が生かされているのでしょうか?リスク回避の作戦(非常食、連絡手段など)はいくつも準備して行ってますので(笑)

7kmぐらい走ってきた地点です。クルムロフまで28km。その上のスキーリフトの看板を見てください。そうです。この辺は冬はスキー場です。今日も朝は10℃以下まで冷え込みました。ウィンドブレーカーを着ていますが、手が凍えるほど寒い...今日は8月31日ですよ!

この看板の場所を右手に曲がると川が並行して流れています。この川、クルムロフやプラハまで流れているブルタバ川です。色は茶褐色ですが、透明度は高いようです。川に鉄鉱石か何かが流れ込んで、こんな色になっていると思われます。こんな上流でもボート下りをしている人が見受けられます。

また、川の途中には御覧のような貸ボート屋さんが点在しています。どのぐらいの値段がするのか、見当がつきませんが。

そう言われると、行程のあちこちで、このようなボートを積んだトラックや自動車とたくさんすれ違いました。さすがヨーロッパ。自然相手のスポーツはとても盛んです。

Part2へ続く。

Cesky Krumlov (2)

クルムロフまでのサイクリング旅の続きです。
ブルタバ川を10kmほど下っていき、ローゼンタヴォウという街に来ました。ローゼンバーグ城が川岸にそびえ立っている町です。


御城といっても観光地ではなく、山の上の施設は既にホテルとなっているようです。

川沿いにはカフェがあり、朝早くから地元の人が果実酒やビールを飲んでいます(笑)。非常にのんびりした街ですね。

街中にはゴシック調の建物やホテルもありますが...ちょっと寂れています。なんでも社会主義国のときに2000人いた人口が、今では380名程度しかいなくなってしまったようです。国の体制が変わることが必ずしも良い方向に進むばかりではないということを実感しました。

ここら辺りから道は少し狭くなります。自転車道もありません。その割に、自動車は結構走ってきます。クルムロフと国立公園を結ぶ道路だからでしょうか?

自転車の旅はゆっくり流れる景色が面白いです。こちらは森の中から突然現れた教会。たぶん、自動車やバイクでは見逃してしまうね。

川沿いにはキャンプ場も点在していて、多くのテントが張られています。ほとんどチェコナンバーなので、プラハ辺りから来ているみたい?

どこの国でも若者は元気で、無茶するね。このあと、このボートは転覆していました(笑)。

また、道を走っていて、目立つのは廃屋の多さです。特にこのようなカントリーサイドは空き家や朽ち果てた家が多いです。これも体制変化の影響でしょうか。

干し草を満載したトラックとも良くすれ違います。もう冬支度の季節です。

そう言われると、牧場の牛も夏とは違って一生懸命食べている気がします。

自転車を漕ぐのに疲れると、適当に休憩です。オーストリアでは道端にベンチがたくさんあるので休憩には困りませんが、チェコはほとんどなく、バス停を拝借して休憩しています。バスは1日2~3本しかないので、乗降の邪魔になることはほとんどありません(笑)。

あと数キロでクルムロフに到着します。
Part3に続く

Cesky Krumlov (3)

クルムロフに到着しました! とても素敵な町並みで、ちょっとわくわくしています(笑)。
自転車漕ぎ続けて(休憩入れて)2時間30分。やはり一般的な自転車ではMTBより時間がかかりますね。


街の中は石畳で、観光客も多いので、自転車を引きつつ、スヴォルノスティ広場までやってきました。Steyrで見たゴシック時代の建築に良く似ています。

まずはこちらの観光案内所でチェコ・コルナに換金します。お店によってはユーロも使えるようですが、割高です。この観光案内所では30コルナが手数料として取られますが、24ユーロ=約600コルナを換金しましたので、まあ5%なら許容範囲ですね。

もう12時近いので、お昼を食べるレストランを探しながら、街ブラします。街並みがとても面白い町です。

路地からチェスキー・クルムロフ城の塔が見えました。ちょっとピンクがかっていて、とてもきれいです。お城の方向へ進みます。ただ、自転車を引いたままなので、観光客が多い路地は通り抜けるのがちょっと大変でした。

お城に続く道はたくさんのお店が並んでいます。お店探索は後にして、先に進みます。

ブルタバ川に架かる橋からみた様子。カヌーやボートの人がたくさん川下りを楽しんでいますね。川沿いにあるカフェにもたくさんの人がいます。

反対側には銅像と旧聖ヨシュト教会が見えます。観光名所のようで、みんな写真をパシャパシャとっています。

こんどは少し上り坂になってきました。この石畳、雰囲気は良いのですが、相変わらず歩きにくいです。自転車がバンバン跳ねるのを押さえながら歩いています。

お城の前を通り、もっと奥にあるレストランを目指します。この門はお城に関連があるのでしょうか?それとも単なる連絡通路?

通りの一番奥には旧市街地の入口らしい門がありました。中世の都市って、このように街全体を遮る門があります。防衛のためでしょうね。この辺ぐらいまで来ると観光客もまばらになります。

目的のレストランがありました!Hospada99というお店です。いろんな方がおいしいと情報を発信していますので、来てみました。

中の感じはこんな雰囲気。テラス席と室内席があります。御天気が良いので迷わずテラス席に座ります。

Steak Salad(178ck)とピルスナービール(24ck)を頼みました。のどが渇いていたのでビールがうまい!でも、まだ観光をする前に酔っぱらうわけにはいかないので、控えておきました。サラダも肉もおいしい!とても満足しました。これで8ユーロちょっとって、相変わらずチェコはオーストリアに比べて、お安いですね。

このあとはお城に向かいます。Part4に続く。

Cesky Krumlov (4)

おいしい食事を終え、チェスキー・クルムロフ城の入り口まで戻ってきました。


どうやらここから先は徒歩のみのようなので、自転車を...自転車置き場がない...う~ん。大変迷惑でしょうが、看板の下に置かせてもらいました。こういうときは目立つ所の方が安全です。借り物の自転車ですので、捕られては大変です。鍵も2つ用意しています。

塔が一望できる石橋を渡って中へ入ります。ここでもたくさんの人が写真を撮っていますが....うん? みんなの視線が塔とは別の所に。

いました! 有名なくまさん。 ここのお城の堀で飼っているそうです。現在お昼寝中。ちょっと太めですね(笑)

第一、第二の中庭を抜けて、第三の中庭まで歩いてきました。すてきなレンガ積みの....なんかちょっと変ですね。

あはは。立体的に見せるもようでした。いつからこのような装飾がなされてきたのでしょうかね。CGを研究対象としているものとしては、面白い限りですが。

三層に見える橋を抜けて、反対側の庭までやってきました。ここからはクルムロフ城と旧市街が一望できます。
この景色をパノラマ写真として掲載します(クリックすると拡大表示されます)



こちらは旧市街の街並み。さすが世界遺産ですね。とても神秘的で、とてもきれいな町並みです。屋根の色が赤いのは、同様に世界遺産であるグラーツと似ています。

お城の中にあるギフトショップを見てみました。あの堀に住んでいる熊さんは人気者なのですね。

滅多にお土産は買わない私ですが、今回は衝動買いしてしまいました。Muchaの2014年版の卓上カレンダ。前回、プラハに行った時にファンになったのですが、なかなか手頃なものが見つからなくて何も買えませんでした。しかし、ここで買えるとは!お値段にして60ck、約2.4ユーロ(320円)程度です。手に入れたうれしさと安さに感激です。

さて、お城探索の仕上げに塔へ登りましょうか。この塔は装飾も大変奇麗です。

入口でチケットを買って(50ck)登ります。景色がとてもきれいとのことで、楽しみです。

おっと、忍者屋敷のような様相を呈していますね。ちょっと複雑で急な階段が続きます。ふ~。

じゃじゃ~ん。旧市街が一望できる素晴らしい景色が広がっていました。
(パノラマになっています。クリックで拡大写真が楽しめます)



お堀に住んでいる熊もここから一望できます。なんか檻に入っているのが人間のように見えるのが面白い。

こういう高い所からはミニチュア写真が効果を発揮します。ちょっと試してみました。

ちょっとぼかし具合が極端かな?まあ、本物のチルトレンズではないので、そこは御愛嬌。

向かいの市庁舎では結婚式が執り行われています。こんな素敵な街で結婚したら、きっと幸せになれるでしょう、ね!

Part5に続きます。

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