Greek Athens (5)
国立考古学博物館に来ています.異国に行ったら,その国の歴史は学ばなければいけませんのでね(^0^).
入口の注意看板が手書きって(笑).でもわかりやすい.フラッシュをたかなければ写真撮影はOKのようです.
いきなり,すごい石像ですね! 大きいです.どこから発掘されたのかはわかりませんが.
おお!ギリシャらしい格闘技の彫刻です.左の人は「やれ!やれ!」と急かす人でしょうか.右の人は審判ですかね.
でました!万能の神「ゼウス」.ゼウスの彫刻はたくさんあります.それだけ崇められていたということでしょうね.でもみんな首ばかり.折れた跡があるので,昔は盗品として扱われていたのだと推察します.
こちらは馬に乗る少年?なんとこれ,金属製ながら紀元前4世紀の作品です.2400年も保存できるのですね,金属って.
発掘品は地中からばかりではありません.こちらはクレタ島の沖合から回収された石造.既に多くのサンゴがとりついています.
ポセイドンの全身像がありました.立派な体をしていますね.私も鍛えなければ...
この石造,ちょっと変わっています.天使が背中に乗って,隣の悪魔にちょっかい出しています.更に女性の手にはスリッパのようなもの.どういう物語があるのでしょうか,想像力をかきたてられます.
別にいやらしいつもりではないけど,この女性のおしり,すご~く美意識が高いですよね.忠実なのかデフォルメなのかがわかりませんが,これを作れと言われても,一生できないような気がする...
いや~,思った以上に楽しかったです.特に紀元前にこれら芸術品が生み出されたというところがすごい.裏手の倉庫にはまだ修復を待っている美術品がびっしりありました.
でも,ギリシャの博物館って,紀元前の作品ばかりなんですよね.そのあと2000年,何をしていたんだ! ギリシャ!
見学を終え,オモニアの大通りに出てきました.この通り沿いに移動すれば,それほど治安も悪くないです.観光客もたくさん歩いています.
通りにはこのような「キヨスク」的な売店がたくさんあります.夜遅くまで商売しているので,さしずめ,ギリシャのコンビニでしょうか.でも店員さんは頑丈な檻で覆われた中にいます.強盗対策でしょうか?
オモニア広場で地下鉄に乗り,次の観光地に向かいます.治安が悪い地域だということでしたが,地下鉄構内はすごくきれいです.というか,ほかの国よりよっぽど立派です.
おお.車両も新しい....ん?
ありゃりゃ,車両はすごい落書きだらけでした(笑).一体どうなっているんだ,ギリシャ! この国は...面白い.
Part6に続く