2013年5月26日日曜日

Graz (2)

さあ、Graz観光の開始です。ここでも移動手段としてトラムは非常に便利です。


チケットは車内の券売機で買います。24時間券が4.7ユーロです。でも硬貨しか受け付けないんで要注意!旅行者の方はVisaまたはMasterCardのクレジットカードを持っていれば支払い可能だそうです。でも、移動しているトラムでどうやってカード会社と通信しているのでしょうかね。ちなみにこの券売機が導入されたのは3年前だそうで、それ以前は運転手へ直接支払っていたらしい。

トラムの乗り換え地点です。網目のように電線が張り巡らされている...ここで乗り換えると7~8方向に転向することができます。それにしても、よく混線しないものだな...

最初の観光地はGrazのランドマークでもあるClockTower(時計塔)。約260段の階段を登っていくと見晴らしの良い丘の上に行くことができます。下の写真では大きく見えないかもしれませんが、時計の文字盤は直径5.4mもあります。またこの時計塔が有名なのは時間を示す針が長く、分を示す針が短いことです。もともと時間を示す針しかなかったのですが、それでは不便ということで分針が後から付けられたからだそうです。昔のほうがおおらかでいいよね!

丘の上からはGrazの街が一望できます。この茶色の屋根と歴史的な建物すべてが世界遺産だそうです。そのため、旧市街に高い建物は建てたれません。また、勝手に壊すこともできません。でも、古いものをうまく生かして新しいものを取り入れて、みなさん工夫して生活しています。

丘から下りて、次はMausoleum(霊廟)に行きました。皇帝フェルディナント2世が埋葬されているようです。御墓を見たいわけではなく、ここには「苦難の絵」と呼ばれるフレスコ画があります。苦難は3つで、「ペスト、トルコ人襲来、イナゴの大群」だそうですが、ガラス張りでうまく写真に撮れませんでした。ごめんなさい。ぜひみなさん。自分の目で本物を見てくださいね。

続いて訪れたのはLandeszeughaus(武器博物館)です。オスマントルコ軍の襲来を忘れないようにと、数万点の武器を準備しておく目的で作られた博物館です。え? 内部の写真ですか? なぜか私が行った時は撮影禁止になっていました。過去のWebページだと載っているのですがね。中を知りたい方は自分の目で見に来るか、こちらをご覧下さい。なお、Ch**aの団体客がいましたが、彼らは監視員の「No picture!」という制止を振り切ってバシバシ撮影をしていました。気の弱い日本人はできません(笑)。入場料8ユーロ。

ほかにもぐるぐると回りましたが(王宮のらせん階段とか、王室ご用達のパン屋とか)、まあこんなものかと。夕食は一カ月ぶりに食べる日本食屋さんへ。店の名前が「Yamamoto」だってさ(笑)。寿司と味噌汁がとっても美味しかったです。感動! でも、Grazの知り合いに、「Yamamotoは日本で巨大企業なのか?」と聞かれて、苦笑。

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