Summer Vacation(7) Venice_3
ポツポツ降っていますが、ほぼ雨も上がったので、ショッピングを含めて街ブラします。サン・マルコ広場を離れて、アカデミア美術館まで行きます。一つの街で博物館と美術館を一つぐらい周るのが、その地方の文化や歴史を知るために重要なことですね。
雨も上がり、ゴンドラも営業再開です。このゴンドラ、一人50ユーロぐらいするようで、当家は当然、パスです(笑)
カナルグランドという結構広めの水路にやってきました。ここはかろうじて橋がありますが、この幅以上の水路は船で渡るしかないようです。ここは水上バスも行き来していますね。
この橋のたもとにもありました。愛の鍵。グラーツやザツルブルグでも見ましたね。恋人同士が永遠の愛を誓い合い、閉めた鍵を水路に捨てる習慣がベネチアにもあるようです。オーストリアが熱心に鍵を付ける割には離婚率が2.5%と高かったので、イタリアはどうかと調べると...あれ0.8%。日本(2%)より低いじゃん。ということは効果があるのかな?
アカデミア美術館に到着しました。子供は無料のようです。ただ、ここの美術館、館内案内が全くひどい。地図と順路がめちゃくちゃでした。適当~。しかも各教会に飾ってあるような宗教的な絵や装飾を置いてあるだけ。ちょっと期待外れでした。ベネチア商人が世界中からかき集めた美術品などを期待していたのですが...(後で調べたらわたしはフィレンツェのアカデミア美術館を見ていたようで...)
まあ印象に残ったのはこの有名な「聖書を抱いた羽のあるライオン」ですかね。ベネチアのシンボルだそうで、十字軍の時代の軍隊と宗教の結びつきを表しているようです。ちょっと聖書は無理強いのような気がしてならないのですが...(笑)
ちょっと美術館が期待外れでしたが、気を取り直してサン・マルコ広場まで戻ってきました。雨もすっかりあがり、ふたたび活気を取り戻しています。
サンマルコ寺院です。無料で入れますが、行列ができています。午前中は雨の中で並ぶのを避けましたので、今から並びます。
ちょっと工事中なのが残念ですが、入口のフラスコ画といい、いろいろな装飾品といい、良い雰囲気を出していますね。さあ、いよいよという時に、私と息子が入口で「バッグは一時預けに置いてきなさい」と言われてしまいました。地図を見たけど、明らかにわけのわからない路地の奥にある預かり所で辿り着ける気がしない。まあ、私はいいやと思って、奥さんと息子だけ見学に行かせました。だって、また並ぶの嫌ですからね。
息子たちを待っている間、周りを見渡すと、あれ、ここにも天文時計が。プラハで見たのと同じですね。
一番上にはムーア人の仕掛け人形があります。その下にはベネチアのシンボル、「聖書を抱いた羽のあるライオン」がいますね。しか~し、隣のテレビアンテナは何とかならんのかね。せっかくの名所なのに(涙)。
サン・マルコ寺院も含めてもっと面白い装飾はないかときょろきょろしていたら...ありました!「なんちゃっておじさん」 本当は違うのでしょうが、なんか照れ隠しをしているようで、面白いです。
という遊びをしている間に、息子たちが寺院から出てきました。さて、お土産でも買いに行きますか。