Collaboration research 2012(1)

舞台はオランダからドイツに移ります．今回は友人の勤める会社（日本大手企業の欧州支所）で技術協議をすることが目的です．地図で位置関係を確認しましょう．

目的地であるNürnbergまでは約2時間のフライトです．

眼下にオレンジ色の屋根を持つ家が増えてきました．ドイツへ入った証拠ですね．

Nürnberg空港へ到着しました．ちょっと小さな地方空港ですね．

市街地まではU2の地下鉄で直行できるのでとても便利です．

Nürnbergは人口50万人を超える大きな都市で，ロマンティック街道の要所としても有名な街です．駅から中央に向かって歩いて行くとドド～んとそびえているのが聖ローレンツ教会です．もうすでに開館時間が過ぎているので，明日にでも見学しましょう．

待ち合わせは中央広場です．こちらには先歩との教会とはまた違ったフラウエン教会があります．

ゴシック建築の様相が素晴らしく，時計周辺の作りがかっこいい教会ですね．こちらも今日は入ることができません．残念．

教会の周りは中央広場となっており，冬にはクリスマスマーケットがたくさん立ち並ぶ一大観光地です．
（パノラマ撮影です．クリックください）

この広場にはシューナーブルネンという19mの高さの塔があり...? 人だかりとなっています．

なんでも，塔のまわりの柵に鉄の輪がついているのですが、願い事を考えながらこの輪を三回まわすと願いが叶うとも言われているそうで...おっさんがやってどうするのと思いながら観光客してしまいました（笑）．

そうしているうちに友人が到着．ドイツの郷土料理を食べに行きます．

まずは，レバー肉のスープとビールで乾杯！　ビールうまい！　レバー肉少し苦手...

そしてなんといってもお目当てはニュルンベルグソーセージ！　超有名ですよね．めちゃんこうまい！　とても良い夕食でした．

宿泊は友人宅．自動車で30糞ぐらい離れた郊外にアパートを借りているそうです．

アパートは2階建でとても立派です．なにより，中庭にあるのがいいね．ヨーロッパの中庭，憧れです．

明日も午前中は時間があるので，今日見れなかった教会へ行きます．Part2に続く．

Collaboration research 2012(2)

おはようございます．今日もいい天気．「それじゃ，御昼過ぎに迎えに来るね」と下ろされたのがカイザーブルク城．

1000年以上の歴史がある有名なお城のようです．ドイツと言えば，このような紋章ですね(???）

中には博物館が設営されていて，ちょっとした見学コースです．朝早いせいか，ほとんど人はいませんが．

全身をカバーしている鎧は初めて見ました．でもちょっと小柄な人用ですかね．

お城のシンボルである塔に登ることにしました．ものすごい組み方をしているらせん階段を100段ぐらい上りますでしょうか？

ババーン！ニュルンベルクの町並みが一望できます．東京みたいに高い建物がないため，教会が街のランドマークとなっていることが良く判ります．

このような高所からはミニチュア風写真が効果的！良く撮れていると思います．

お城を後にして，街中に移動します．このような路地の向こうに教会が見えるって，ヨーロッパ的．

次に訪問したのは聖セバルドゥス教会です．近くで見ると大迫力．

この教会は外観が長細かったですが，入口も横幅がせまい．その分，神秘的なのかも．

奥の部分は広がっていて，立派な祭壇や装飾品がありました．それに加え，柱の美しさが際立っていますよね．

そしてなんといってもかっこいいのはステンドグラス．結構，カメラ屋さん泣かせな撮影対象でっせ．

教会を後にして更に歩くと，中心広場に出ました．昨日来た時にはがらんとしていたのに，今日はマーケットが出ています．このニュルンベルクの広場はクリスマスマーケットで有名なところのようです．

お！昨日おいしかった白アスパラガスを発見！　農作物は買って帰れません．残念...

結構見るところがたくさんあったので，part3で続きを紹介しますね．

Collaboration research 2012(3)

ニュルンベルグの街中を散策しています．いよいよ来ました，街のシンボルともいえるフラウエン教会です．すごく目立つ変わった形をしています．毎日12時に動く仕掛け時計が有名だそうですが，待っている時間はないですね．

中は広々としているのですが，装飾自体はあまり派手ではありませんでした．こちらはマリア像が中央に祭られています．宗派が違うのでしょうか？（すいません勉強不足で）

この教会で目を引くのはなんといっても立派なパイプオルガン．奏者見習いでしょうか？練習をしておりました．

続いて，教会シリーズとして最後に訪問したのは聖ローレンツ教会です．第二次世界大戦で戦火にあったそうですが，その後が生々しい～

入口の彫刻の素晴らしさに見とれてしまいます．工学屋さんはこういうのが好きですね．

内部も少し戦火の跡が残っていますが，逆に神秘的にも映ります．

柱に施された像彫刻も素晴らしい．いまにも動きだしそうです．

祭壇近くの装飾はこの教会がもっとも派手ですね．でも美しい．

教会のガイド役の人でしょうか？ハンドライトで照らしながら説明をしてくれています．もちろんドイツ語ですので，我々にはさっぱりわかりません．

私がこの教会で最も気に入ったのはこれ．この塔を作ったアダム・クラフトさんのようです．いいですね．自分の作品に跡を残すって（笑）．

教会にいると時間の流れが止まっているように感じます．このような中で，日頃の行いに対する贖罪をしてみたい（？）

といいながら，お昼近くになったのでおなかがすきました（現実主義者）．米国発信の文化もヨーロッパではおとなしく，街に溶け込んでいる．

軽く小腹を膨らせたら，最後の観光地へ向かいます．この城壁の名残のフラウエントーア塔付近にあるHandwerkerhofという場所です．日本語訳では職人広場ですかね．

細かな金物細工がぎっしり！

金物細工だけでなく様々な装飾品を売る店が並んでいます．店はどこも個性的．

ちょっと観光客目当ての所もありますが，お土産を買うには絶好の場所でした．

さて，約束の時間が近づいてきましたので，地下鉄->タクシーで訪問先へ移動しましょう．Part4に続く．

Collaboration research 2012(4)

地下鉄駅から訪問先企業まではタクシーで移動しています．いきなり工業団地っぽい．この辺りのメリハリ，ヨーロッパですね．

皆さん，お仕事中の方もいますので，早速協議とプレゼンに入ります．

仕事しています（笑）

ビジネスライクのことは省略するとして，無事，お仕事終わりました．アレンジしてくれた友人に感謝．

終わった！終わった！ということで再び街に飲みに行くこととしましょう．最寄りの駅から地下鉄に乗ります．

既に夕方というより夜という時間なのですが，緯度が高いせいか，結構明るいです．

やはり締めはドイツ料理と言うことで，豚肉のからあげ？とジャガイモ団子．

フラウエン教会は夕日を浴びると，一段と趣深い様相を呈しますね．

ほろ酔い気分でニュルンベルクの街を散策しています．ペーグニッツ川沿いの建物と夕日のコラボがいいね．

現在，夜の20：45分．明るいよね．まだまだ楽しみたいですが，明日のフライトがありますので，しぶしぶ帰ります．

街の芸術的なモニュメント．この時間に見ると，とても不気味なんですが...

地下鉄駅に到着．名残惜しいですがニュルンベルクの街にお別れで，友人宅へ帰ります．

次回の帰国編part5で最後です．